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2013年11月
11.30 充電式ドリルドライバーのバッテリーパックが見つからない。 ありえねえ。 |
11.29 どうせ人は死ぬ。 潰れる前に開き直ることだ。 |
11.28 荷物が増えた。 心からそう思う。 前回の引っ越し。 使ったのはAE-86トレノ。 仕事から帰った夜。 トランクに荷物を積み、数日通ってお終いだった。 車中の深夜ラジオ。 時間が同じだったためだろう。 いつも岸谷五朗が喋っていたのを覚えている。 |
11.27 間もなく引っ越し。とはいえ、オレはまだしばらくここにいる。 心機一転、起死回生、一発逆転、V字回復・・・ と、いきたいところだが、まあ無理だろう。 急降下人生、ただただ、墜落を回避しようと必死に操縦桿を引くだけだ。 |
11.26 カイは終わった。 次はウリ。 売れなきゃ地獄。 生きた心地がしねえ。 |
11.25 大引きと根太を追加して床を補強。柱も無事に立て終えた。 柱と大引きの下は鋼束を入れてある。 あとは、コンパネを張り戻して、更にその上にもう一枚コンパネを追加。 これで、相当な重量の機材を入れても床がしなることはないだろう。 |
11.23 写真をまとめて使ったら、在庫が切れてしまったでござる。 仕方がないので使い回しをするでござる。 |
11.22 引っ越し先は全て地続きだが、名義上、母屋の土地と、倉庫の土地に分かれている。 今月初め、倉庫の所有権移転が終わったその翌日のこと。 祭礼だというので、出かけてみると、その土地に出店が二軒。 てめー、誰に断ってエイギョーしてるんだ! 黙って横を通り過ぎながら心で吠える。 オレ様はチキンハートなのだ。 |
11.21 泌尿器科のクスリが効いたのか、体調が良くなったような気がする。 |
11.20 泌尿器科へ行く。 エッチな場面はなし。 期待していたのに残念。 |
11.19 今度、引っ越す町には天狗の伝説がある。 その故事にちなんで先日小さなお祭りが開催された。 ファンタジーナイトだそうだ。 |
11.18 高熱、悪寒、カス交じりの血尿。 ようやく回復した。 もちろん心配はある。 でも今は知らん顔をしておこう。 |
11.15 心身金。全てボロボロ。 まいったよ。 |
11.14 夕方からひどい寒気に襲われた。それはそれはひどい有様で、奥歯は噛みあわないし、震えで真っ直ぐ歩くどころか、立っているのさえ困難な状況だった。 そんなときに限って、どうしてもクルマで出掛けなければならない用事。とはいえ暖房をいっぱいに掛けて、サウナ状態にしている方が身体は楽だし、運転する距離も短い。あとは人気のない駐車場に停めていれば、やがて用事は終わるからと、良くないと知りつつ出掛けたのだった。 家に帰って体温を測ると39.7℃。そりゃそうだろう。 今朝はだいぶ落ち着いた。 北関東の田舎町。急に寒くなったこともあるし、疲労が溜まっているのかもしれない。 ただ、痛風のクスリの副作用も否定しきれない。一ヵ月前の発作のとき、同じクスリを飲んでいて、同じくらい強い悪寒に襲われたのだ。 熱にうなされながらテレビを点けると、ご丁寧に痛風の番組。なんだかなあ・・・。 |
11.13 作品のオファーがあったと、友人で、気仙沼在住の小説家(官能)・小鳥遊葵氏のブログ。 やりがいを持って書き進めているという。 うらやましい。 いや、オファーは要らない。オレは正直書きたくないし、今は書く気もない。もともと小説を書くのも、読むのも、それどころか机の前に座っていること自体、苦痛以外のナニモノでもない。 そうではなく、『新作のオファは冷えた書き手の心身を確実にほぐしていく。』という、氏の気持ちがうらやましくて仕方がないのだ。 |
11.12 床の大半をようやくはがし終えた。 これから、 1、束柱と土台に防蟻防腐剤を塗って 2、補強が必要な個所に大引きと根太を追加し、 3、中央左右4尺の位置に柱を立て、 4、コンパネを張り直した上に、更にもう一枚コンパネを追加し、 5、壁の全部と、新しく立てた柱に筋交いを入れ、 6、床にクッションフロアーを張る。 問題は柱をどう立てるか、それにどう筋交いを入れるかと、今後床下に潜れるよう、点検口をどう作るかだ。 |
11.11 KADOKAWAから角川三賞授賞式の招待状が届いた。 日本ホラー小説大賞は『大賞作なし』 これにはちょっと驚いた。 もし、オレが16回で大賞を受賞しなければ、過去20年、一度も2年連続で大賞がでなかったことになる。これはもうありえねえ状況だろう。500万円もの賞金が出る賞だけに、裏を勘ぐられても仕方がないくらいだ。 しかし、オレはジンクスを破った。あれから4年経った今、それは必然だったように思えてならない。『化身』という作品は、書いた本人が言うのもなんだけれども、それだけ特別な作品だった。 |
11.9 もう9日。 なのに売り上げがヤバいことになっている。 時間と破産とアキレスとカメ。 小説どころじゃねえ。 とにかく、僅かだろうと目指せプラス会計。 なのに、態勢を整えるため再び借金。 ありえねえ。 |
11.7 日展のインチキが暴露された。 そんなことは公然の秘密で、誰も驚かないだろう。 オレにしても、オレが美術を目指さなかった理由のひとつを、今更ながら想い出しただけのことだ。 |
11.5 ホシホウジャクという名の蛾だそうだ。漢字では星蜂雀。 |
11.4 ひとり、カメラを持って隣市の植物園に行った。 ジジくせえと言うなかれ。 オレ様は、カネなし、ヒマなし、オンナなし、なのだ。 |
11.3 婚外子の遺産相続割合を、嫡出子の半分とする民法の規定について、最高裁判所が違憲だという判決を出したという。 先進国の中で、婚外子の相続割合が、嫡出子と同等でないのは日本だけだそうで、国連だかどこだかから是正するよう勧告が出ているらしい。 フランスで50%。アメリカで40%。ドイツで30%。ネットで調べた2008年の婚外子割合だ。 テレビのコメンテーターAは、子供の権利を平等にするのが世界の趨勢であり、婚外子差別は許されないという。 一方、コメンテーターBは、日本の婚外子割合は2%に過ぎず、なのに婚外子の遺産相続割合を嫡出子を同じにすれば、規範を守ってきた日本の家族システムが崩壊する危険性があるという。つまり海外各国の家族の在り様がよろしくない訳で、一夫一婦制と嫡出子をきちんと守ってきた日本が、それら各国の価値観に従うのは本末転倒だというのである。 オレに妙案はないし、どっちの言い分も一理はあるが二理はなく、個別の問題だというコメンテーターCの意見にも頷くけど、それは法律という観点からは問題がありそうだと思いつつ、それとは別に、コメンテーターBの『結婚して子供をもうける』、『きちんとした家庭』を、『代々続けてきた日本社会』という言い方に違和感を覚えた次第である。 オレは歴史にも社会にも詳しくないが、一夫一婦制は明治維新後に導入された制度ではないのだろうか。 オレが大きな影響を受けた井上靖の自伝的小説『しろばんば』でも、主人公、井上洪作は祖父の妾に養育されていて、それが物語の核心として描かれていた。『しろばんば』は、戦前の物語であり、妾はそれなりに冷遇されていたようだが、おそらく明治生まれの祖父と、その家族は妾の存在に裏で眉を顰めながらも、この国にかつてあった形態として、それなりに受け入れているように描かれていたと記憶している。 男子が誕生しなかったばかりに、天皇家が存続の危機に瀕したのは、つい最近のことだ。貴族だの華族だのが無くなった弊害(というのも変だが)らしい。徳川将軍家と大奥も同じだろう。 明治以前、この国において、妾の存在がどのように定義され、扱われていたのかオレはよく知らないが、少なくとも、現在のような一夫一婦制、核家族のような形態が、確固とした理想形として存在したのは、それほど古い過去には遡らないのではないだろうか。 戦後、キリスト教国であるアメリカの価値観による憲法が、この国の大枠となった。日本人はそれを良いものとして受け入れた。家族の在り方もそのひとつだろう。オレもまた、それをそれなりに良いこと思っていたが、もはや、本家のアメリカですら、婚外子割合は40%というから驚いた。 自国の価値観を捨て、他国に憧れ、その価値観を導入し、それを懸命に守ってきたが、気が付くと、本家の方はすっかり様変わりしていたという訳だ。滑稽というのはちと寂しいが、オレも含めて、やはりどこか間の抜けた印象は拭えない。 島国、郷愁、憧れ、良くも悪くも時代遅れ。 そんなことを思いつつ、久しぶりに見た日曜朝のテレビだった。 |
11.2 世間様は三連休か。 まあ、オレ様には何のカンケーもねえ。 とはいえ、実業の仕事は少ないし、だからといって小説を書く態勢にも全然なってねえ。 ありえねえ。 |
11.1 11月になった。 およそ、これ以上ないってくらい最低な気分で月が変わった。 心底ウンザリする。 |