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2014年9月








9.30
横溝賞受賞作の初版は8.000部だという。
小説はますます、厳しさを増しているようだ。
嫌になる。



山風賞、横溝賞、ホラ大で、角川三賞だけど、
オレは知事なんかに呼ばれなかったぞ。



まあ、会いたくもないけどね。





9.29
那珂川を眺めながら、栃木の温泉に行く。



腰がまだ痛いのだ。



隣の久慈川と比べ、水質、水量、景観、
全ておいて、那珂川の方が勝っていると思う。



四万十川にも行ったことがあるが、
思った程の感動はなかった。
河口の橋を渡るとき、
ここに赤目がいるのだと思ったくらいの記憶しかない。



で、腰はというと、相変わらず痛い。
持病になってしまったかも。






9.27
秋。



蕎麦が好き。



蕎麦屋ではいつも盛り蕎麦二枚。
家で食べるときは、乾麺300グラム。
その気になれば今でも500グラムは軽い。



子供の頃、一度でいいからわんこそばを食べてみたいと思っていた。
でも、今はもう無理だ。
と、いうより、落ち着いて食べたいと思うようになった。
オレ様も齢とったもんだ。



牛乳も好きで一リットルづつ飲んでいた。
乳製品が好きなのだ。
もちろん、乳も好き。



うむ、大丈夫だ。
オレはまだまだ若い。






9.26
豆屋ワンダーランド別館にコウモリが出た。
夜、一階の仕事場でパソコンに向かっていた。
壁に掛かった鏡にパタパタと飛ぶモノが映った。
背後を見たが何もいない。
おかしいな。
まあ、大きな蛾でも入ったのだろう。
ならそのうち蛍光灯に寄って来るに違いない。
が、そうではなかった。



コウモリだよ、コーモリ!
ありえねえ。
何で蝙蝠が・・・



絶句。



怒ってるよ。
ははは。



捕まえて逃がしてやろと思ったら床に落ちた。

ここ、豆屋ワンダーランドには、ヤモリが棲んでいる。
使っていない浅井戸にはイモリがいるかもしれない。
そして、コウモリだ。

家守、井守、高守(当て字)
つまり陸海空から守られているということか。
さすが、豆ワン。
ぱねえぜ。


もしかして稿守なのか?
原稿守り。






9.24
オレの住む笠間市には神田がある。



皇居ではもう稲刈りを終えたのだろうか。
今度会ったら聞いてみよう。







9.23
近所にある滝入不動に行った。というより、車でさ迷っていたら辿り着いたのだ。



山中にあるいかにも寂れたお堂で、
周囲は鬱蒼と木が茂り、昼なお薄暗い。
それでも、地元の人の信仰を集めているらしく、
拝殿には今朝備えたのだろう花が活けてあった。



この住む町は合気道発祥の地で、その道を求める外国人も多い。
修行する彼らは時折りこの滝打たれているらしい。ふむ。



タッキーこと滝沢秀明は相当カッコイイと思う。
悔しいけど、オレは完全に負けてる。
アタリマエか。
先日、そのタッキーがバンジージャンプをしていた。
その後、洞窟探検で100メートルの崖を垂直降下。
まったく怖がっていない。
いやね、あれは怖いと思うよ。普通は。



で、滝入不動。
良い所なのだが、所々にホースだとか鋼鉄製の電柱だとかがあって、
構図の邪魔をするのが残念。



カンケーない話だが、痛風、尿道結石、腰痛、高血圧、脛を四針縫う怪我。
ここに引っ越してきてからロクなことがない。
メル友の女性は去った。作家のカノジョとは疎遠になった。愛人一歩手前の人とも別れた。



近頃妙に身体が重い。良くないモノに憑かれたかな。地縛霊か。
どうせなら緊縛霊がいいぜ。



なお、自爆例ならオレだ。
チーン、合掌。






9.22
ネットの知り合いにカメラ好きのねーちゃんがいて、彼女が彼岸花を撮影していたので、オレも真似てみた。



↑川辺にて撮影。



↑これは畦道。どうしても似た感じになる。



ならばちょっと遠目でどうだ。



真上は?



農道の馬頭観音を探したのだが、見つからず。





手前にピントを持ってくれば良かったかも。



夜、フラッシュを焚いて、とも思ったが、ビールを飲んで寝てしまった。
8時に寝て6時に起きた。
ガキじゃあるめえし、よく寝るぜ。






9.21
かもめさんがブログを閉じたのか。
で、FaceBookを開いているというので、オレも再登録しよとしたが、今は携帯認証だという。オレはケータイ電話もスマホも持っていない。だからmixiも見たことがない。ただ、同株では儲けさせて貰ったが。



駅の向う側、住宅地の中に小さな池があって、
そこにカワセミ君がいた。
残念ながら遠くて写りは悪い。



池の中に小さな島があって、橋でつながっている。
観音堂だろうか。
池の周囲にはフェンスが巡らされていて、
立ち入ることはできないのが残念だ。

たくさんのミドリガメ(ミシシッピアカミミガメがいた。
ペットをして飼われていた個体だろう。
繁殖したのだろうか。



今日は良く晴れている。
カメラを持って出かけようと思う。






9.20
1ドル109円。
オレは200円を希望する。240円でもいいし、360円でもいいくらいだ。
円安になれば一次産業が息を吹き返すだろう。
日本の山林は、現在世界中で最も競争力がある宝の山になっているそうだ。
円安になれば余った米だって輸出できるようになる。
ガソリンが高くなれば、電気自動車や燃料電池車の開発が進むはずだ。
再生可能エネルギーの普及にもつながるだろう。
輸入品が高くなるなら自国で賄えばいいだけの話。
元よりこの国は内需の国だという。
別にベンツだのルイヴィトンに儲けさせる必要はないのだ。



大吟醸は美味い。



山形リンゴだって美味だ。



でも、オレはシャンパンが好き。
洋梨も美味いよなあ・・・






9.19
北関東の田舎町。今朝は完全に秋の空気。仕事場は寒いくらいだ。



夜店で一番好きなのは金魚すくい。
でも、近頃はすっかり見かけなくなった。
ハムスター釣りという露店が問題になったそうだが、
そのときに、ムスターはダメで金魚はいいのか、
という意見があったそうだ。
亀すくいも見かけなくなったが、
これらをひっくるめて、
哺乳類はダメで、両生類もダメで、魚類はOKなのかというと、
さて、どんなものだろうか。
少し残念だが、どれも、もうなくなっても良いのかもしれない。


二番目に好きなのが射的。
三番目は輪投げだろうか。



子供の頃、お面が欲しいと思ったことは一度もない。
でも、近頃はちょっと欲しい。
でも、すごく高い。



綿あめは好きだった。
小さな頃は必ず買ったものだった。
割りばしが喉に突き刺さって子供が亡くなった事件をきっかけに、
割りばしを使わなくなったというが、今もそうだろうか。

ただ、東南アジア系の外国人が、
焼き鳥などを食べた後、その串を咥えたまま歩いているのを、
何人も見かけた。
人混みでそれは、かなり危険だろう。
この場合は自業自得で済むのだろうか。



たこ焼きは食べたいけれども買えない。
お祭りの出店に限らず、高すぎる。



お好み焼きも同じ。

『良いのは匂いだけなんだよね』
イカ焼きの屋台を前にして、両親がいった。
オレはまだ小さかった。
本当は食べたかったけど、結局一度も食べたいと言えなかった。



これは知らない。



チョコバナナは近頃の食べ物で、
もちろん、オレは食ったことがない。



リンゴ飴も食ったことなし。



スーパーボールすくい。
動かないものをすくっても楽しくなさそうだ。



型抜きは好きだった。
硬いガムのような板に描かれた絵柄を、
針で突き刺して抜くアレだ。
難しい絵柄で成功すると、何百円だか貰えるのだ。

結局オレは投資した金額以上の何かを得る可能性があるもの、
にしか金を払わないようだ。
子供のときも今も、それは同じらしい。

オレの人生があまり楽しくないひとつの、
そして、最も大きな要因だろう。

オレももういい歳になってきた。
リターンを期待しない人生に乗り換えるべきなのかもしれない。






9.18
ソニーが下方修正で大幅赤字。その上、無配!
まるで家電の東電だ。
更に円ドルが108円。
さあ、今日の相場はどう動く。



国債とその他の借金の合計が1.000兆円を超えたという。
国債を国内で償還しているうちは問題ないという人がいるが、
オレは違うと思う。
消費税を10%にしたところで、国債発行残高は増え続けるだろう。
これが確実に減っていく道筋を付けられなければ、
いずれ日本経済は破綻する。
その前に、金利が上がればそれで終わり。



オレは一度終わった方がいいと思っている。
しかし、この国の裏の政府である金持ちはそれを許さないだろう。
そりゃそうだ、せっかく貯め込んだ資産を失うのだから。



でも、オレのように、
もう何も無くなってしまった者にとって、
このままずるずると不景気が続くのは不幸以外の何物でもない。
その証拠に、若者が未来を信じなくなった。



それでも、この国の裏にはアメリカがいて、
彼らが日本のハイパーインフレなど許さないだろう。



オレが現役のうちはこのままだろう。
それほどバブル後の傷は深い。



この国を掃除したく候。







9.17
お祭りで見かけた美人たち。
顔が写っている画像は無断転用不可です。


無断転用不可













どっちが散歩させて貰っているのか・・・






無断転用不可



無断転用不可



無断転用不可

カーラーっていうの?
まつ毛をくるんとするヤツ




上がアスカ・ラングレーで、下がEVA2号機。




ジバニャンだにゃん。






無断転用不可

お祭りに小さい子供連れはタイヘンだ。
でも、大人ひとりで歩いてもたいして面白くない。



無断転用不可



無断転用不可



オレはスナップ写真が好きなのだと思う。
でも近頃は肖像権などの問題もあって、
顔が写っている写真の公開は微妙なところがある。
だから、平素は基本後ろ姿になるのだが、
節度は保っているつもりだし、
お祭りの日くらいカンベンしてもらおう。


『見てもいいものは撮ってもいいもの』
という考え方もあるらしい。






9.16
豆屋ワンダーランドは玄関を出ると駅が見える。その距離200m。徒歩2分少々。引っ越してきて思ったのは、ビールを飲みに行ける、ということだ。大学を卒業してすぐに、ド田舎に移り住んだもので、居酒屋だのその他で、飲む機会は非常に限られていた。なにしろどこに行くにもクルマだから。
家の補修もようやく最小限の範囲でやり終えた。ちょっと面倒な気もしたが、年に一度しかないお祭りである。関東の三大祭というだけあって、規模も大きいし、電車で僅か10分の距離だ。せっかくだからと、カメラを手に思い切って出掛けたのだ。
昼飯にパスタを食いながらカンビールを二本飲んで、昼寝をして、三時半の電車に乗った。



駅周辺はかなりの人出。



電柱が撤去された町並みはすっきりして空が広く感じる。



夕方が近づくにつれて、人も多くなった。



かつては、道路に背を向けて出店が並んでいたが、
改善されたようだ。
あれは、既存店が店を開けたいからそうしていたのだろうか。
やはり、このように道路に面して店がある方が断然いい。





『石岡のおまつり』。正式名称『常陸国総社宮例大祭』
神輿には16菊花紋。

本神輿↓は、お仮殿に安置されていた。







この神輿↑↓は分霊でもしたのだろうか。



ライトアップされた神輿というのは初めて見た。




こちらは山車。



で、こちらも山車?


無断転用不可






9.15
『いしおかのお祭り』に行く。
特徴的なのはこの幌獅子。
中に太鼓があってドロドロと打ち鳴らしながら町を練り歩く。












無断転用不可

例年、天気に恵まれないお祭りで、
激しい雷雨が来たり、
普通じゃないほど蒸し暑かったりするのだが、
今年は良く晴れた上に、気温も低く、また適度な風もあって涼しかった。


無断転用不可

幌の中も涼しかっただろう。
眠くなるのも分かる気がする。







9.12
同時多発テロから13年か。
あの夜、仕事を終えてテレビを点けると、旅客機がビルに突っ込む映像が流れていた。
オレは眠っている三人の子供の間に座ってその様子を見ていた。
ツインタワーから上がる煙。
やがて、再び旅客機がビルに突っ込んだ。
再生画像だと思ったがそうではなかった。


無断転用不可

月日は流れるものだ。
子供も大きくなり、オレの役目はひとまず終わった。
そろそろ、自由にさせて貰おう。






9.11
北関東の田舎町。
今朝は寒いくらいだ。








9.10
『イルカ漁に反対する根底には「知能が高いし、かわいいから」という感情的な部分が少なからずあると思うんだけど、これ、裏を返せすと、「バカでブサイクは殺してもいい」ってことだし、本当に恐ろしいですよね。』

ツイッターに上のような呟きがあって、1.000人もの人がリツイートしているらしい。
呟きの内容の薄さにも、それに感心する人の程度にも、オレは疑問を覚えずにはいられない。
人間は他の生命を選別することで生きている。当たり前ではないか。全ての人間は自分の都合で生殺与奪を行っている。それこそが生きるということの本質だ。
それを『本当に恐ろしい』などと、分かったように呟き、それに感心する者が1.000人もいる。あまりに表面的、浅薄。
こういう輩に限って、ゴキブリが出ると即座に叩き殺すのだろう。
『蚊とて生きている』
血を吸わせるままにしていた僧侶は、エボラウイルスに感染したら、そのまま黙って死を選ぶのだろうか。

『人間は天然痘ウイルスをこの世から抹殺した』
誰だったか、そう述べていた科学者がいた。
生きることが善ならば、他の生命を選別し、抹殺することもまた善である。ただし、抹殺される側の善ではないということだ。
ベジタリアンになれば済むというような単純な問題ではない。植物だって生きているのだ。

では、どうすればいいか。
オレにそんなことは分からない。
分かるはずがない。
当たり前ではないか。
ただ、こんな呟きを読んで、分かったような気になるほどの、間抜けでもないということだ。



オレは『おとうとの木』でこのとこについて書いたが、
まったく理解されなかったようだ。
木になったおとうとうは言った。
『兄さん、僕は一度も殺したことがないんだよ』



ついでに、もうひとつ。
BROGOSというサイトに掲載されていた記事からの抜粋。

過度な円安も日本経済に弊害をもたらします。
輸入企業の採算が悪化し、燃料輸入も膨らんでしまうからです。


円安になると、本当に輸入企業の採算は悪化するのか?
燃料費が増えるのか?
事はそんな単純ではないと思うぞ。

経団連がこれ以上の円安は適正ではないと言ったそうだが、
そりゃ、おめえらにとって都合が悪い何かがあるんだろう。
オレは200円ぐらいが適正だと思う。
理由はない。
経済学者だって、何が適正かなんて分からない。
あるとすれば『自分にとって』適正と思えるかどうかだ。

生命と同じ、全ては自分の都合なのだ。





9.9
錦織圭が決勝に進んだという。
関連銘柄が高騰しているそうだ。
何で気が付かなかったのだろう。
オレのバカ。



でもね、ヨネックスは好きじゃない。
昔むかし、仕事をしていたことがあって、
あまりいい印象がないのだ。



白目の血管が切れてしまった。
本人は何ともないけど、
見る側は相当気持ち悪いようだ。






9.8
豆屋ワンダーランドには網戸のない窓がある。東の掃出し窓もそのひとつ。サッシに網戸用のレールがないのだ。代わりに室内側に、障子用らしきレールがはめこんである。
そこで、ホームセンターに行って、エクステリア用の木枠?を買ってきた。
日曜日はあいにくの雨。
それでも、豆ワンにはあちこちに深い軒があるし、広い土間もある。多少の不便はあっても、作業できないことはない。
やはり日本家屋には、深い庇と広い土間。とても使いやすいのは風土に適しているからだろう。



無理無理滑車をはめ込み、無理無理網を張る。
安物の材料だから、歪みがひどくて、
摺合せのために、カンナをかけるかける。
おが屑がバケツに五杯出来上がった。



四枚作ろうと思ったけど、結局二枚で挫折。
ナントカはまっているだけのシロモノで、
開けるにも閉じるにも、無理無理な網戸になってしまった。
後の二枚は、来年考えよう。
オレはもう疲れた。
まあ、来年もオレがここにいればの話だが。






9.6
短気は損気。



もちろん、メシを食うのにギョーレツに並んだりはしない。
よほどの絶品がタダで食えるというならともかく、
たとえばラーメンごときで何十分、下手したら一時間も待つなんて
バカじゃねえかと思っている。

ラーメンといえば、『ら〜めん』と、平仮名で書いてある店が嫌いだ。
普通にラーメンと書けよ、と思ってしまう。
店内にゴタクを述べた額なんて掛かっていると、もううんざり。
過剰な自意識。
それはいいとしても、出し方に品がない。
プロとしての、プライドを感じない。
それでも、安けりゃいいが、たいていは馬鹿高いときたもんだ。

最高の仕事を普通にやってのけ、
それを、当たり前に提供するのがプロってもんだ。

オレがいつもイラついているのは、
オレ自身、それが思うようにできないからだ。





9.5
今日も昨日と同じく貧しい朝が来た。



って、感じだな。
世の中のオッサンは、
何が楽しくて生きているのだろう。






9.4
『本は売れません。今の仕事を大事にすることです』
文学賞を受賞してデビューした人と知り合いになった。
若き自営業者である。不景気の波に飲まれて経営は苦しく、何とか小説で生きて行こうとしているらしい。これでダメなら、というほど切迫していたようだ。
オレと似ている。
だからつい、余計なお節介を焼いたのだが、近頃出版された本は、妖怪に題を取っているようだ。ならば案外売れるかもしれない。今更ながら、オレも余計なことをいったものだ。








9.3
ネコがね、橋の上でオレを手招きするんだ。



何だろうと思って近づいたらさ・・・



怖えー





編集からメール。
原稿は無事に届いていたそうだ。
当日は風邪で会社を休んでいたという。
たぶん、ケータイだかスマホに、
メールの転送設定をしているのだろう。
それで、添付ファイル付きのメールは、
『一つ以上の宛先に対して配信できませんでした』
となるのだ。

偶然。
ただの偶然。

でもね、原稿を送ったのに、届いていないらしく、
でも、オレは送ったはずだから、そのつもりで話をしていたら、
関係がぎくしゃくしたこともあるし、
やはり原稿を送ったのに、待てど暮らせど返信がなくて、
何だよ、いつになったら読んでくれるんだよ、とイラついたこともある。
そのときは、編集の方で感想は書いたけど、
下書きフォルダのままだったという。

催促はし難いものだ。
編集は忙しいという。催促は嫌われると聞いたことがある。
純文の編集などは半年くらい平気でほったらかしにするそうだ。

原稿を送ったのに返信がなかったときは、
とにかく、次の作品を書こう。
次作の原稿を送ったときに、
それとなく聞けばいい、と思ったのだ。
でも、気になるものは気になる。
そのうちに、すっかり書けなくなってしまった。

そんな、ナーバスでどうする。
弱気は大敵。

分かっちゃいるけど、難しい。
何しろ、こちとらギリギリで生きて
ギリギリで書いているのだ。






9.2
北関東はそろそろ稲刈り。



そういえば、昨日新米を食ったっけ。
飲んだくれていたから味は覚えていないが。






9.1
少女の夏休みも終わり。



ようやく書き上げた作品を編集に送付した。
なのに、メアドが違うといってエラー。
アドレスが変わったのだと年賀状にあったので、
慎重にタイピングしたのに、嫌な予感的中
仕方なく電話。

『小説家のミヤノガワと申しますが』
『はあ?』

編集部の電話応対の悪さはハンパねえ。
『ホラー小説大賞を受賞した・・・』
で、ようやく納得。

一般企業じゃ考えられない。
たぶん、個人名の電話はヤバイヤツばかりなのだろう。
原稿を読んで欲しいとか、ヘンな本を出版するなとか。

と、いう訳で、
初っ端からつまずいた九月。

そのくらい、というなかれ。
オッサンという生き物は、
君らが思うよりずっと純情なんだよ。






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